【有馬温泉】観光・散策に!おすすめのお出かけスポットをまとめて紹介

【有馬温泉】は、古くは日本書紀にまで記録されている日本三古湯のひとつで”関西の奥座敷”とも呼ばれています。古くは飛鳥時代から時の天皇が行幸、戦国武将豊臣秀吉に愛され、江戸時代には温泉番付で西大関に格付けされた名湯です。
こちらでは、【有馬温泉】の観光スポットを紹介しています。
● 日本三古湯の一つ 有馬温泉の特徴を紹介
● おすすめの観光スポット・湯本坂を散策して温泉街を満喫
● おすすめの観光スポット・歴史が感じられるを紹介
● おすすめの観光スポット・自然が感じられる場所を紹介
● 有馬温泉観光案内所・観光マップやお得な割引券をゲット!
● アクセス・神戸の市街地から電車で30分!乗り換えなしの直通バスもアリ
● 日帰り、露天、貸し切り風呂、足湯から源泉かけ流しなど、有馬温泉情報をまとめたページの紹介
【有馬温泉】日本三古湯の一つ 有馬温泉の特徴を紹介

【有馬温泉】は、古くは日本書紀にまで記録されている日本三古湯の温泉です。枕草子の三名泉にも数えられ、室町時代には万里集九が草津温泉や下呂温泉とともに「三名泉」とされています。江戸時代の温泉番付では西大関に格付けされています。江戸時代の最高位は”大関”。つまり、江戸時代の西のナンバーワン温泉ということになります。

【有馬温泉】の人気の秘密は世界的にも珍しい湯質。環境省が療養泉として指定する9つの成分のうち単純温泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、二酸化炭素泉、含鉄泉、放射能泉の計7つもの泉質を有する温泉です。

【有馬温泉】には、金泉・銀泉という2種類のお湯があります。金泉は鉄分と塩分を含み、赤茶色でとろりと濁った泉質です。わたしは、初めて見た方はちょっと驚きました。小さいお子さんは怖がって入らないかもしれませんね。金泉の温泉成分は「日本一濃厚」と言われており、保湿効果が高く、蕁麻疹、やけどなどの皮膚病などに効能があります。

銀泉は炭酸を含むものと、ラドン泉を含むものの2つあり、どちらも無色透明のお湯です。炭酸を含んだ銀泉は血管を拡張させる効果があり、ラドン泉を含む銀泉は、自然治癒力を高めてくれるそうです。
【有馬温泉】おすすめの観光スポット・湯本坂を散策して温泉街を満喫
有馬温泉街の散策には、「湯本坂」を登るのがおすすめです。「湯本坂」とは、本温泉脇から六甲川まで続く約600メートルほどの坂道のこと。伝統的な格子戸の家屋やお土産物屋さんが並んでおり、風情ある温泉街の雰囲気が満喫できます。名産の“有馬筆”や“竹細工”の店他、和菓子にソフトクリームに、土産のせんべいに団子などおいしいグルメも楽しめます。
「湯本坂」にある永禄2年(1559年)創業の佃煮の老舗「川上商店」前は、人気のフォトスポットになっています。
「川上商店」の竈(かまど)でじっくりと炊き上げる名産 「有馬山椒」を使用した山椒佃煮は、ファンも多く、数々のメディアで紹介されている名産品です。
【有馬温泉】おすすめの観光スポット・歴史が感じられるを紹介
行基上人、仁西上人、太閤秀吉の三人が有馬温泉三恩人とされており、有馬温泉には三恩人ゆかりの場所がたくさんあります。
神戸電鉄有馬温泉駅から歩いてすぐのところにある「太閤秀吉像」と「太閤橋」。
「太閤秀吉像」と「太閤橋」の有馬川を挟んで向かい合う位置には正室北政所をかたどった「ねね像」と「ねね橋」があります。夜はライトアップされていて、観光客のフォトスポットにもなっています。
【豊太閤(豊臣秀吉)の碑】。このように有馬温泉には、太閤秀吉にちなんだものがたくさんあります。有馬温泉にたびたび訪れただけでなく、慶長伏見大地震で被害にあった有馬温泉の復興にも尽力した秀吉は有馬温泉三恩人のひとりとされています。1594年には、秀吉自身のための湯治施設として湯山御殿の建設に着手しましたが、残念ながら完成前に亡くなったそうです。ちなみに、有馬温泉のメインストリートも”太閤通り”と呼ばれています。

奈良時代に、貧しい人々のために墾田開発や社会インフラ行った行基上人は、数々の偉業から「文殊菩薩の化身」ともいわれています。

有馬温泉に「坊」の名前がつく旅館がたくさんあるのは、有馬温泉中興の祖・仁西上人が温泉寺に12の宿坊を作ったことに由来しているそうです。「坊」の名前がつく旅館のひとつ【上大坊】は、かけ流しの湯が自慢の温泉旅館です。

代表的な金泉の源泉である「天神泉源」が湧出する「天神社」からわずか徒歩2分のところにある【上大坊】は、有馬の中でも最高に上質な金泉が楽しめるということで温泉通の方に非常に人気の旅館となっています。
【有馬温泉】おすすめの観光スポット・自然が感じられる場所を紹介
滝壷のある鼓ヶ滝公園です。鼓を打つかのような落水の響きが滝壷から聞こえていたことに由来する名称だそうです。森林浴に最適な気持ちのいい公園で、夏にはホタルをみることもできます。有馬小学校が1991年から始めた、ホタルの飼育・放流活動により毎年ホタルの数が増えてきているそうです。
有馬温泉にある「有馬ます池」は、手ぶらでも気軽に行けるレジャー施設。なんと開園は、1950年(昭和25年)。豊かな自然に囲まれた釣り堀でマス釣りを楽しむことができます。季節限定で、マスのつかみ取りが楽しめることもありますので、温泉でゆっくりしたくない(笑)というお子さんにはぴったりですね。
六甲山からの清流、鼓が滝の水を流し入れた釣り堀は透明度が高く、ニジマスがはっきり見えます。また、釣ったニジマスは塩焼きや唐揚げに調理して食べることもできます。食べきれなかったマスは、甘露煮にしてお持ち帰りできます。
【有馬温泉観光案内所】観光マップやお得な割引券をゲット!

有馬温泉観光総合案内所は、有馬温泉町内の中心部にある有馬温泉の観光案内所です。有馬温泉観光の情報を発信している他、有馬温泉内のホテル・旅館の予約取次ぎや、JRバスの予約取次ぎなどもしてくれます。
観光に便利な観光マップやお得な割引券などもゲットできます。
【有馬温泉】アクセス・神戸の市街地から電車で30分!乗り換えなしの直通バスもアリ

神戸三宮から最短で有馬に到着する交通アクセスは、電車です。2回の乗り換えが必要ですが、約30分で有馬温泉に到着します。
荷物が多い方、乗り換えが面倒だという方にはバスがおススメ。バスに乗り込んだら乗り換えなしで約45分で有馬温泉に到着します。
【公共交通機関でのアクセス】
●電車 /「三宮」駅→ 神戸市営地下鉄「谷上」駅 → 神戸電鉄「有馬口」駅 → 神戸電鉄「有馬温泉」駅
●バス / 高速バス【有馬エクスプレス号】「新神戸」駅 → 「三宮バスターミナル」 → 「有馬温泉」
【車でのアクセス】
大阪・京都方面から 阪神高速7号北神戸線「西宮山口南」ICより約5分
四国方面から 阪神高速7号北神戸線「有馬口」ICより約2分
中国方面から 中国自動車道「西宮北」ICより約10分
有馬温泉までのドライブロードは四季の折々の自然の景色が楽しめるのがいいですね。レンタカーをご使用の場合は、お得なプランがあったりクーポンが使えたりする事前予約がおススメです。

【有馬温泉】日帰り、露天、貸し切り風呂、足湯から源泉かけ流しなど、有馬温泉情報をまとめたページの紹介

「有馬ます池」の周辺にはたくさんの温泉旅館があります。山々を眺めながら浸かれる絶景露天風呂や貸切風呂が楽しめる高級旅館、駅近くで比較的リーズナブルな旅館や、お子さんOKの旅館など各旅館の特徴を紹介したページのリンクをまとめました。宿選びの際の参考にしていただければと思います。

ファミリープランが充実!有馬温泉宿を紹介

源泉かけ流し・有馬温泉旅館を紹介

有馬温泉の高級旅館 露天・貸し切り風呂など宿の特徴を整理して紹介


外湯や足湯など・有馬温泉の日帰り温泉施設を紹介

楽々アクセスの有馬温泉旅館を紹介