雰囲気抜群の歴史的建造物で食事ができる!神戸の超おススメ・カフェ&レストラン


西洋文化の影響をうけて発展した神戸。市内には明治から大正時代・昭和初期にかけて建てられた当時を思わせる歴史的建造物が多数残されています。中には、素敵なカフェやレストランとして気軽に利用できるものもあります。


こちらでは、歴史的建造物で食事ができる神戸のカフェやレストランを紹介しています。


訪れるだけでも楽しい雰囲気抜群あるカフェですが、是非、おいしい食事を楽しみながらゆったりとした時間をお過ごしください。




【フロインドリーブ】大正13年創業・教会の礼拝堂を改装した開放的な吹き抜けカフェ


フロインドリーブは、1924年(大正13年)創業。名古屋の「敷島製パン」の初代技師長でもあった初代ハインリッヒフロインドリーブ(Heinrich Freundlieb)が中山手に開店した本格的ドイツパンとお菓子のお店です。



現在は、三代目ヘラ社長夫妻にゆかりのある1929年築の旧神戸ユニオン教会をリノベーションして店舗にしています。






実はこちらのカフェは、1999年登録有形文化財の登録を受けており、カフェ自体が有名な観光スポットでもあります。




一階は、お店になっていて、おいしいドイツパンやクッキーなどのお土産が購入できます。
お土産の紹介は、こちら→大正13年創業・ドイツパンと洋菓子の老舗【フロインドリーブ】のお土産




入り口を入ってすぐの階段を上ると2階がカフェです。



こちらのカフェでは、教会の礼拝堂を改装した開放的な吹き抜けの空間で、ゆったりランチやティータイムを過ごせます。サンドイッチはどれもボリューム満点で見た目も綺麗。インスタ映えすること間違いなしです。



お店のアーチ状の入り口は、レンガ敷きの通路のようになっていています。



レンガ敷きの通路の先には、小さな中庭があります。訪れた方はぜひ、こちらのお庭も楽しんでくださいね。





クリスマスの時期には、クリスマス仕様に模様替えします!!



中の吹き抜け天井も模様替え。素敵です!







【スターバックス神戸北野異人館店】日本の登録有形文化財がスタバに!!


北野坂沿いにある白とグリーンのコントラストが爽やかな建物が、スターバックスコーヒー神戸北野異人館店です。


こちらの建物は1907年(明治40年)に建設された木造2階建ての住宅で、国の登録有形文化財に指定されている歴史的建造物。


100年以上前の国の登録有形文化財でスタバが味わえるのは、日本ではここだけということもあって、たくさんのお客様が訪れる人気観光スポットとなっています。入店する方が多くて混雑しているもはもちろんですが、観光で訪れた方が、建物を眺めたり写真を撮ったりしているので、建物の周りもにぎやかです。



スターバックスのロゴは、この店舗のために作られた木製の特注品です



建設当初はアメリカ人のM.J.シェーが所有していましたが、のちにNHK朝の連続テレビ小説「風見鶏」の主人公のモデルとなったドイツパン職人ハインリヒ・フロインドリーブさんが所有者となり、さらにその息子のフロインドリーブに受け継がれたため、「旧フロインドリーブ邸」とも呼ばれています。





阪神・淡路大震災で壊滅的な被害を受け、取り壊される予定となっていましたが、神戸市が所有者から建物の寄贈を受けたうえで解体・保管した後、2001年に現在の場所に再建されました。そして、2009年からは「スターバックス神戸北野異人館店」として営業しています。


北野観光で疲れたらこちらでカフェ休憩もいいですね。





【御影公会堂食堂】地元の不動産屋さんおススメ オムライスがおいしい老舗洋食屋さん



御影公会堂(東灘区御影石町4)は、1933(昭和8)年に建設された阪神モダニズムを感じさせる曲線と直線が混ざり合った印象的な建築で、映画「火垂るの墓」にも登場しました。戦災、震災を乗り越えた奇跡の御影公会堂は、国の登録有形文化財に登録されています。





【御影公会堂食堂】は、御影公会堂が建設された1933(昭和8)年創業の老舗洋食レストランです。神戸で住む場所を探している時に、この周辺を案内してくださった不動産屋さんから「オムライスが絶品なので、是非!!」と紹介されました。


早速訪れてみたものの、食堂がありそうな雰囲気ではなかったので、初めて訪れたときは、私が間違えたのかと思いました(笑)。一緒に連れてきた主人に「ごめんね~」と謝りながら、半分諦めて入っていきましたが、無事食堂を発見。地下が食堂になっていたんですね。


内装はとてもレトロで雰囲気があり、ちょっとタイムスリップしたような不思議な感覚を味わいました。さすがは地元に詳しい不動産屋さんに教えていただいただけあって、地元ではかなりの有名店で、お昼時は、少々混雑します。客層は少々年齢層が高めの常連さんっぽい方が多く落ち着いた雰囲気です。


私は、オムハヤシを注文しました。一緒に行った主人は、ビフカツセットを。オムライスが有名ですが、実はお店の売りはデミグラスソースということで、創業当初から引き継がれてきた味だそうです。


注文してからちょっと待ちましたが、期待を裏切らないオムライスがでてきました。味は王道の洋食屋のオムライスで、昔ながらの薄い卵タイプ。ころんとしたフォルムがとても美しい!!


私は、リニューアル前に訪れたので、少々建物が傷んでいる印象を受けましたが、現在は、リニューアルされています。口コミによるとリニューアル後も、レトロないい雰囲気とのことです。


詳細はこちら御影公会堂食堂




国の登録記念物 ・相楽園の広大な日本庭園を見渡すことができる【レストラン 相楽】【相楽園パーラー】


神戸市中央区にある「相楽園」は、神戸市の都市公園で唯一の日本庭園です。



敷地は、なんと19,566m2。大きな門をくぐれば、市街地にあるとは思えないほどの広くて美しい日本庭園が広がっています。



相楽園内には、広大なお庭を眺めながら、食事ができると評判のレストランとカフェがあります。結婚式場として使用されているだけあって、スタッフさんの接客が一流ホテルのそれです。


カフェ【相楽園パーラー】では、ランチ、スイーツなどがとてもリーズナブルな価格で楽しめます。こちらは、予約必須ではありませんが、結婚式場としても用いられているため、臨時クローズという場合もありますので、事前確認をおススメします。席の予約はアフターヌーンティーのみ可能です。【相楽園パーラー】では、テーブル席、テラス席がありますが、おススメは、テラス席です。庭園を目の前にお茶休憩ができます。



【レストラン 相楽】は、もともとは、神戸市の迎賓館として建設された相楽園会館をリニューアルしているというだけあってかなり格式の高いレストランです。ランチ、ディナーともに完全予約制で、兵庫県産を中心に料理長厳選の食材を使用した和・洋食が楽しめます。2階にあるので食事を楽しみながら、美しい四季に彩られた6000坪の庭園を見渡すことが出来ます。広い個室でゆったりできると口コミでも評判。特別な日のお祝いや大切な方もおもてなしなどで利用される方が多いようです。


詳細はこちら 完全予約制の格式高いレストラン THE SORAKUEN レストラン 相楽【完全予約制】

気軽に立ち寄れるカフェ 相楽園パーラー


神戸のおいしいグルメの紹介・リンク集


神戸は、古くから西洋文化の流入する日本の玄関口であったことからおいしい洋菓子・洋食が知られていますが、関西人ならではのソウルフードも有名です。また、海と山に囲まれた土地柄、山の幸、海の幸も味わえます。お酒好きの方には、灘のお酒や神戸ワインも楽しめますよ!気になるグルメを見つけたら、グルメ観光もおススメです。

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