無料・割引でお得な神戸観光『風見鶏』記念日

『風見鶏』は、1977年（昭和52年）10月3日から1978年（昭和53年）4月1日まで放送されたNHK連続テレビ小説です。当時見ていた方は、懐かしい～～と思うかもしれません。


この作品がきっかけとなって、舞台となった神戸市北野町の異人館街が脚光を浴び「異人館ブーム」が起きました。神戸市では、『風見鶏』の放送開始日である10月3日をKOBE観光の日とするなど、神戸観光にとって大変重要なドラマとなっています。


こちらでは、神戸にある『風見鶏』のゆかりの場所を紹介しています。

入館無料や割引でお得な神戸観光『風見鶏』記念日

連続テレビ小説『風見鶏』のあらすじは、和歌山県に生まれた松浦ぎん（新井春みさん）が、女学校卒業後、国際都市・神戸へ出ます。そしてドイツ人のパン職人ブルックマイヤーと結婚。しかし、第二次世界大戦が勃発、夫と二人の息子と離れ離れになり、ぎんは神戸にひとり残されてしまいます。そして、ぎんはパン作りをしながら、日本で暮らす外国人の面倒を見る。そして、みんなから慕われる存在となる……というストーリーです。


ヒロインの夫は同時代に実在したドイツ人パン職人・ハインリヒ・フロインドリーブ（フロインドリーブ創業者）がモデルとなっています。



しかし、風見鶏の館にハインリヒ・フロインドリーブさんが住んでいたわけではありませんでした。また、ドラマに使用された風見鶏は、実写ではなく、スタジオ内のセット上の風見鶏であったそうです。


という裏話もありますが、、、、何がともあれ、このドラマがきっかけとなって、舞台となった神戸市北野町の異人館街が脚光を浴び「異人館ブーム」が起きました。



神戸観光に訪れる方は、『風見鶏』記念日を利用するとお得です！！神戸市では、『風見鶏』を神戸観光にとって重要なドラマと位置づけ、放送開始日である10月3日をKOBE観光の日と定め、観光キャンペーンを開催しています。神戸の一部の施設が入館無料や割引となりますので、ぜひこの機会を利用して神戸の魅力を満喫してください！！実施内容は、年ごと施設ごとに異なりますので、詳細は神戸市HPでチェックしてみてくださいね（KOBE観光の日:神戸市HP）。


【風見鶏の館（通常時）】
入館料
大人　\550
高校生以下　無料

営業時間
9:00～18:00　入館は17:45まで

休館日
6月・2月の第1火　(祝日の場合は翌日休)

連続テレビ小説『風見鶏』のゆかりの場所を紹介

フロインドリーブと言えば、神戸では超有名な老舗。本格的ドイツパンとお菓子のお店です。『風見鶏』のヒロインの夫、おドイツ人のパン職人ブルックマイヤーさんのモデルは、同時代に実在したドイツ人パン職人・ハインリヒ・フロインドリーブ（フロインドリーブ創業者）でした。創業当時は、中山手にお店がありましたが、第二次世界大戦中の神戸大空襲により、お店が全焼してしまいました。終戦翌年には営業を再開。しかし、阪神淡路大震災で全壊してしまいます。



現在は、三代目ヘラ社長夫妻にゆかりのある1929年築の旧神戸ユニオン教会をリノベーションして店舗にしています。



実はこちらのカフェは、1999年登録有形文化財の登録を受けており、カフェ自体が有名な観光スポットでもあります。一階は、お店になっていて、おいしいドイツパンやクッキーなどのお土産が購入できます。

フロインドリーブさんといえば、こちら！！北野坂沿いにある白とグリーンのコントラストが爽やかな建物が、スターバックスコーヒー神戸北野異人館店です。こちらの建物は1907年（明治40年）に建設された木造2階建ての住宅で、国の登録有形文化財に指定されている歴史的建造物。


建設当初はアメリカ人のM.J.シェーが所有していましたが、その後、ハインリヒ・フロインドリーブさんが所有者となり、さらにその息子のフロインドリーブに受け継がれたため、「旧フロインドリーブ邸」とも呼ばれています。


100年以上前の国の登録有形文化財でスタバが味わえるのは、日本ではここだけということもあって、たくさんのお客様が訪れる人気観光スポットとなっています。

『風見鶏』の舞台周辺・神戸のメジャー観光スポットの紹介・リンク集

『風見鶏』の舞台周辺には神戸を代表する観光スポットがたくさんあります。是非、お立ち寄りください！！

-----------------
●KOBE観光の日:神戸市HP