有馬源泉かけ流し温泉はどこ?高級旅館から無料・格安の穴場まで

「源泉かけ流し」温泉では、湧き出たままの源泉を新鮮な状態で楽しむことができます。温泉好きの方は宿選びの条件として、「源泉かけ流し」を好んで選ばれているのではないでしょうか。
【有馬温泉】の温泉は世界的にも珍しい湯質として有名です。環境省が療養泉として指定する9つの成分のうち単純温泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、二酸化炭素泉、含鉄泉、放射能泉の計7つもの泉質を有する温泉です。
こちらでは、有馬温泉の中でも数少ないかけ流しを堪能できる旅館や穴場のスポットなどを紹介しています。
目次
・太閤の足湯 かけ流し金泉が無料
・無料のプライベート空間 金泉足湯の穴場 かけ流し?
・ 【上代坊】最高のかけ流し金泉がある宿 マニアに人気 立ち寄り湯が格安
・ 【月光園 游月山荘】敷地内の自家泉源からのかけ流し 金泉露天風呂が自慢の宿
・【元湯 古泉閣】自家泉源からのかけ流し金泉・岩風呂が自慢の宿
・【御所別墅】【御所坊】かけ流し温泉のある最高ランクの高級宿
・【角の坊】歴史ある老舗旅館 かけ流し金泉露天風呂あり
・ まとめ・一分で選べる有馬の源泉かけ流し旅館
有馬温泉/太閤の足湯 かけ流し金泉が無料

【太閤の足湯】とは、神戸市立の公衆浴場「金の湯」に隣接する無料の足湯です。こちらの足湯は、温度調節などのために加水加温は行われているものの循環なし消毒なしのかけ流しとなっています。湯質についての詳細は公式HPでもご確認ください。

有馬温泉の名湯・金泉の足湯が無料ということで休日などはかなり大勢の方で賑わっています。譲り合いが必要なのでなかなかゆったりとはできないですが、それが人気の証拠でもありますね。
鉄分と塩分を含み、赤茶色でとろりと濁った泉質です。使ったタオルは、赤褐色に染まりますので、ご注意ください。また、利用時間は金の湯の営業時間に準じます。

【太閤の足湯】に隣接する「金の湯」は有馬温泉を代表する大衆浴場です。足湯もいいのですが、実際に入浴した方が湯上りにぽかぽかした感じがずっと続くので、泉質の良さを実感することができると思います。
金泉の温泉成分は「日本一濃厚」と言われており、お湯に浸かると足はもちろん腕まで見えなくなるくらい濁っています。うちの子も最初はかなりビックリしたようですが(笑)、入ってみたら気持ちがいいとすっかりお気に入り。思い出しては”見えなくなるお湯に浸かりたい”というようになりました。保湿効果が高く、蕁麻疹、やけどなどの皮膚病などに効能があるそうです。
「金の湯」は入浴券が必要ですが、良心的な価格ということもあってかなりの人気。休日は特に混んでいますので、空いていて利用料金も安い平日がおすすめです。
有馬/無料のプライベート空間 金泉足湯の穴場 かけ流し?

有馬には、太閤の足湯以外にも無料で利用できる金泉の足湯があります。有馬ロープ―ウェイに乗車したときに雨模様だったのですが、ロープ―ウェイからの景観が楽しめない代わりにとスタッフの方が有馬観光の穴場として教えてくださいました。
こちらは加熱式タバコ専用エリアと呼ばれる場所にある足湯で、4~5人が座れるくらいのスペースがあり、内側からは鍵がかけられるようになっています。

かなーり熱めの金泉がドバドバと流れていて、詳しい情報がわからないので、見た目で判断した限りですが、”かけ流し”と呼ばれる給排湯形態なのではないかと思います。循環している様子はなく、消毒のにおいなどもしませんでした。素人目なので自身がないので、是非実際に行って確かめてみてくださいね。

「金の湯」からは50メートルも離れていないのですが、やや奥まったところにあり、私たちが利用している間は人が来ることはありませんでした。スタッフさんの言われた通り”穴場”になっているんだと思います。
入る前は前の利用者がいないかノックで確かめる、次の利用者が来たら譲るなどのマナーは必要ということですが、プライベート空間で金泉の足湯が無料で楽しめます。太閤の足湯が混雑しているときなど、こちらの”穴場”にも行ってみてください。詳細は、下記でもご確認ください。
有馬温泉 上代坊/最高のかけ流し金泉がある宿 マニアに人気 格安立ち寄り湯あり

有馬温泉には「坊」の名前がつく旅館がたくさんありますが、その中のひとつ【上大坊】は、かけ流し温泉が自慢の温泉旅館です。特にに、有馬の中でも最高に上質な金泉が楽しめるということで温泉通の方に非常に人気の旅館です。
「坊」は、有馬温泉中興の祖・仁西上人が温泉寺に12の宿坊を作ったことに由来しているいうことで、上代坊も由緒ある老舗旅館です。老舗らしくお風呂の施設などは、レトロ感満載。樋からの源泉かけ流しは風情抜群、建物からも歴史を感じることができる有馬温泉の醍醐味が凝縮されているような温泉旅館です。

【上代坊】で上質な金泉が楽しめる理由は立地です。上代坊は、約1400年の歴史をもつ「天神泉源」が湧出する「天神社」からわずか徒歩2分のところにあります。金泉は、空気に触れることによって酸化し独特の色になるのですが、泉源からの距離が近い上代坊では、まだ色のついていない状態で注がれている湯を見ることができます。また、金泉の温泉成分は「日本一濃厚」と言われていますが、上代坊の金泉は有馬の中でも濃厚で、他よりもう一段濃い色をしています。 詳細は、温泉マニアの方が執筆されている下記のニュースをご覧ください。

上大坊は立地もよく、有馬温泉街の中心”湯本坂”の松茸昆布で有名な川上商店さんのすぐ近くにあります。上代坊では、温泉のみの利用もOKなので、温泉街散策がてら立ち寄り湯が楽しめるというのも魅力の一つです。温泉通の間では最高の立ち寄り湯として有名ですが、今のところ、観光客の方にはあまり知られてないらしく穴場のような状態になっています。

上代坊の立ち寄り湯は一人1000円と格安で、タオル等は持参OKですが、忘れても1階受付で購入することができます。ただし、利用できない日や時間帯があるので、事前に宿に確認の上、お出かけした方がスムーズです(上大坊TEL:078-904-0531)。宿前の道が一方通行の細い道路となっているため、車で行かれる方は事前に順路などを確認しておいた方がよいかと思います。
月光園 游月山荘/敷地内の自家泉源からのかけ流し金泉露天風呂が自慢

【月光園 游月山荘】は、有馬でも珍しい敷地内に自家泉源を持つ元湯旅館です。ちなみに、かたせ梨乃さんが月光園の女将を演じた”有馬温泉殺人事件”のロケ地ということで、ミステリーファンである私の母にとっては聖地でもあります。

游月山荘は築50年、昭和初期の純和風数寄屋造りの建物で、増築などを繰り返したため、少し複雑な構造をしています。ロビー棟と宿泊棟の間には滝川が流れており、この滝川を渡すのが、月光橋、つまり、宿泊者はロビーから月光橋を渡ってその先にある客室に向かうことになります。

月光橋は絶好の撮影スポットとしても有名で、名物たぬきくんと一緒に、春は桜、夏は蛍、秋は紅葉、冬は雪と様々な景色を楽しむことができます。

游月山荘には「玉鉾の湯」「阿福の湯」という、男湯女湯のどちらにもかけ流し金泉100%の露天風呂があります。どちらも游月山荘のシンボルである「月光橋」が架かる滝川沿いにあるので、川のせせらぎや山の自然を感じながらかけ流しの金泉を堪能できます。

川沿いの露天風呂までの道も風情があり、絶好の撮影スポットとなっているのですが、その一方で遠くて不便と感じる方もいるかもしれません。また、館内も階段が多く、お風呂も食事も歩いての移動が多いので、足の不自由な方には注意が必要です。少しでも心配な方は、別の宿を検討した方が良いでしょう。
しかし、逆にいうと、階段や移動がOKの方にはかなりおすすめです。かけ流し露天風呂に浸かってリラックスしたい方、川沿いの絶景を楽しみたい方、是非行ってみてくださいね。
元湯 古泉閣/自家泉源からのかけ流し金泉・岩風呂が自慢

”元湯”と名のつく古泉閣は自家泉源を所有している有馬でも数少ない宿の一つ。また、有馬温泉で初めて「自家源泉」を所有したという歴史的にも有名な旅館です。現在でも1時間に約6トンもの量が湧出される「金泉」は有馬随一の湯量と良泉質を誇ると言われています。

古泉閣では、太閤橋近くにある泉源から直接パイプで宿まで有馬の名湯”金泉”を引湯しています。宿には、大浴場が二つありますが、そのひとつ「岩風呂」は創業当時のまま姿を変えず源泉掛け流しが維持されているという自慢の温泉です。自家泉源の豊富な湯量を活かし、加水・加温なしの源泉100%かけ流し、高頻度のお湯の入れ替えが行われているので、常に新鮮な金泉を楽しむことができます。
もう一つの展望風呂「八角堂」は源泉100%の循環式、その他、濃厚な金泉を洗い流すため白湯などもあります。温泉の詳細は下記でもご確認ください。

元湯 古泉閣は、有馬温泉街からやや離れた閑静な高台にあり、約6万坪(甲子園球場約3個分!!)という広大な敷地を所有しています。静かな場所でリラックスするには最高ですが、その分駅からは15分とやや不便な場所にあります。歩いていくこともできますが、坂もありますので、無料送迎バスを利用した方がよいでしょう。

伝統的な旅館スタイルの宿泊プランでは、平安朝から続く「古式四條流包丁儀式」の高弟師範、兵庫県調理師会会長の料理長が手掛けるおいしいお料理がいただけます。食事なしでの宿泊なら、平日やセールを狙うとかなりお値打ち。さらに、同じ敷地内には、有馬唯一の一棟貸しリゾートロッジがあり、BBQやプールなど贅沢なアウトドア体験も可能となっています(古泉閣・The Lodgeについて)。
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有馬グランドホテルに宿泊した感想 送迎あり・眺望自慢の高級宿御所別墅/御所坊 かけ流し温泉のある最高ランクの高級宿

【有馬山叢 御所別墅(ごしょべっしょ)】は、有馬の中でも”最高級”にランク付けされる旅館です。【陶泉 御所坊(とうせん ごしょぼう)】の別邸として2008年に開業されました。
旅館というよりもヴィラ風の宿で、宿泊者ごとに独立した建物を使用する別荘のような造りになっているのが特徴で、客室内でゆったりと過ごせるだけでなく、周囲とは一定の距離を保つことでプライベート感、特別感が味わえます。

1400坪という広い敷地内には、離れ客室が10室のみ。また、全室全てが100平米のスイートルームで、どのタイプに宿泊してもお部屋内で温泉が楽しめるようになっています。また、同じ敷地内の別棟にある「有馬山叢 陶泉」には御所泉源および妬(うわなり)泉源の混合湯・加水無しかけ流しの大浴場があり、江戸期の湯治場として使われていた有馬の湯殿の大きさを模した造りになっています。

残念ながら、【有馬山叢 御所別墅】は、立ち寄り湯不可となっていますが、同じグループの【陶泉 御所坊】は、立ち寄り湯可となっています。【陶泉 御所坊】は、創業が1191年(鎌倉時代)という有馬最古の高級旅館で、御所坊にある「金剛泉」は御所泉源および妬(うわなり)泉源の混合湯・加水無しのかけ流しとなっています。 立ち寄り湯は一人1650円+入湯税75円で、貸しフェイスタオルは無料。ただし、休館日や利用できない時間帯があるので、事前に宿に詳細を確認の上、お出かけください(御所坊TEL:078-904-0551)。
角の坊/歴史ある老舗旅館 かけ流し金泉露天風呂あり

【角の坊】は、 有馬温泉のバス停・駅から徒歩で7分程度、温泉街の中心である「金の湯」からは2分程度と観光にとても便利な場所にあります。「坊」は、有馬温泉中興の祖・仁西上人が温泉寺に12の宿坊を作ったことに由来しており、鎌倉時代以前からの古い歴史があります。宿坊由来ですが、お寺ではありません。ホテルのような外観で、伝統的な旅館方式のおもてなしを受けることができます。

角の坊の温泉は、温度調節のため一部循環しているということですが、御所泉源および妬(うわなり)泉源の混合湯、加水無しのかけ流し金泉となっています。
「灰形の湯」と「愛宕の湯」という2か所の大浴場には、金泉の露天風呂、金泉の岩風呂、白湯のジェットバスなどがあり、それぞれ湯船の趣向や配置などが異なります。男湯、女湯が日替わりで交代しますので、是非、夜と翌朝に足を運んで、二つのお風呂を楽しんでみてくださいね。
まとめ・有馬温泉・源泉かけ流しの旅館

温泉好きの方は「源泉かけ流し」を特に好んで選ばれているのではないでしょうか。有馬温泉の中でも数少ないかけ流しを堪能できる旅館をリストにしました。是非行ってみてくださいね。
| 有馬温泉駅から | 特徴 | |
| 上大坊 | 徒歩7分 | 天神泉源の金泉(かけ流し) |
| 月光園 游月山荘 | 徒歩10分 | 敷地内の自家泉源からの金泉(かけ流し)。源泉が31.2℃のため加温 |
| 元湯 古泉閣 | 徒歩15分 | 自家泉源からの金泉(かけ流し)。1日に2度お湯を入れ替える。 |
| 有馬山叢 御所別墅 | 徒歩11分 | 御所泉源及び妬泉源の混合金泉(かけ流し) |
| 陶泉 御所坊 | 徒歩5分 | 御所泉源及び妬泉源の混合金泉(かけ流し)。 |
| 角の坊 | 徒歩7分 | 御所泉源及び妬泉源の混合混合金泉(かけ流し)。温度調節のため一部循環。 |

